両岸の2人 ~シンクロ~

目を瞑り見える世界で心を繋ぐ

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静かな階段に咲く花②  

20090819221713



暗く閉塞感漂うその場所では
二人の乱れた息遣いだけが
天井に当たって返ってくる

冷たい壁も
貴方の熱い吐息が
自身の熱い躰が
それを感じさせない

招き入れる準備は整っているはずなのに
普段とは違う空間に怯えているのか
受け入れるのに時間がかかった

そんな私を見て
少し意地悪そうな笑みを浮かべ
耳元で熱を帯びた低く色っぽい聲が囁く
『…誰か来るかもしれないね』

声を押し殺そうと必死な私を他所目に
快感は増幅される一方で
貫かれる度に遠退く意識が
それでもなお…もっと
と求め続ける
あぁ…今の私は只のヒトと謂う動物の雌なんだ…と

強く奥深く射ぬかれた瞬間
躰が硬直する手前
叫びにも似た悦びの聲が洩れた

『…そんな大きな声出したら…誰かに見つかるよ?』
隠す氣が無いくせに…とは思ってみても
口には出さず
ただ小さな声で、ごめんなさいと呟いた

聴こえたのか聴こえなかったのか
深く呼吸をする音だけが響く中で
無言で私の顎を掴み
先ほどまで私が着けていた下着を
口に咬ませた

最初は首を横に振り抵抗をしたものの
僅かに口端の上がった表情を見て
私は素直になった
喜んでくれるのなら
耐えられる恥ずかしさ
だったから

くぐもった鼻から抜ける生々しい聲と
肌がぶつかり合う音が
一定のリズムで躰を揺らす

階段を一つ上がり
突き上げられれば
虚ろな眸から
悲鳴にも似た聲が空を切る

首筋に感じる熱い吐息…
時折耳に入る低く呻くような聲に
感覚が研ぎ澄まされる
先を尖らせ主張するそこに触れられれば
躰は小さく震えながら
頭を真っ白にさせる
背中で感じる体温
私の中で感じる体温
一番熱いのは
私の奥深く放たれた貴方

立っていることもままならない私を
片手で抱き上げ支えながら
繋がったまま呼吸を整え私の髪を撫でてくれた

焦点の定まらぬ目で貴方を探せば
見つける前に
暖かく優しいキスをしてくれる

離れた後も
お互い息が整うまで
惜しむように強く熱く抱き締めてくれる

やっぱり
貴方しかいない
と思わせるように



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category: 言霊 かい

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コメント

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 |  #
2009/08/21 06:40 | edit

鍵コメさん

目を瞑り
広がる世界では
色や匂いや音や気配も
感じていただいているんでしょうね^^

文字が生き物のように
躯に沁み込んで行くにつれ
深い深い想いの場所へと
入り込んでいきます

そうやって
かいさんに
脳を犯され続けてきました・笑

楽しんでいただけたら
嬉しいです^^

コメントありがとうございました




URL | 凜 #-
2009/08/21 12:48 | edit

誰かが来て見られるかも知れない、でも、喜んでいただけるのなら、恥ずかしさに耐えたいって思いますよね。
凛さんが耐える姿、とても美しいと思います。

私もこの週末、恥ずかしさに耐えてヌードを披露したんです。
以前、私のブログコメントで、凛さんから「女性の目は屈辱ですね、だからこそ堪りませんね」と指摘いただきました。
その屈辱、たまらなさを味わったんです。
義妹から乳房を鑑賞され、「この体を抱かれるんだ?」という冷笑を浴びる屈辱です。

耐える凛さんを見て、私も「耐えなければ」と思います。
私も凛さんのような「雌」になりたいから…

URL | 佐知子 #-
2009/08/22 23:15 | edit

佐知子さん

耐えているんだか
喜んでいるんだか・・・笑

恥ずかしければ恥ずかしいほど感じるなんて
おかしな躯ですよね^^

1人でも2人でやってることですが
実際に2人ならば
どんな恥ずかしい行為を見られても
それはすべて悦び・快感になります

むしろ視られたいくらい

そうはいいつつ
やはり恥ずかしさはものすごくて・笑

佐知子さんのように
妖艶な牝には程遠いですが
いつの日か
挑発できるくらいになれたらなぁなんて思います



URL | 凜 #-
2009/08/23 11:13 | edit

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